■世界にその名を轟かせる、「MICHELIN:ミシュラン」

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「ミシュラン」と聞くと、通常はタイヤを連想しますよね。
旅行好きな方やグルメな方では"ミシュランガイド"を連想する人もいらっしゃるかも知れません。
ミシュランマンことムッシュ・ビバンダム(ビバンダム君)が浮かんで来たり、、、

ミシュラン と言う名前はそれだけ身近な存在だと思いますし、世の中に大きな貢献/影響を与えて来た、「タイヤメーカー」と言う枠を超える企業と言っても良いと思います。

ただ、今では高級ホテルの代名詞ともなるミシュランの格付けランクも、元を正すとタイヤの普及を促すために作られた"ガイドマップ"がスタートなので、世の中のミシュランの捉え方はどうであれ、全ての活動は「タイヤが発祥」であるというのは間違いがありません。

フランスが誇る一大タイヤメーカー「MICHELIN:ミシュラン」。
そんなミシュランをご紹介したいと思います。

タイヤの革新に"ミシュラン"あり!

ミシュランのスタートは1889年。エドワードとアンドレのミシュラン兄弟が農機具関連のゴム部品などを作る会社(バルビエ・ドーブレ)を継承したのがきっかけ。
その後自分たちの苗字である「ミシュラン」と会社名を変え、1891年には「取り外し可能な自転車用空気圧タイヤ(クリンチャータイヤの原型)」を開発。
そのタイヤを履いた自転車がレースで優勝を勝ち取ります。
※なお自転車用として空気圧タイヤを先駆けて開発したのはDUNLOP(1888年)が先ですが、接着式(チューブラータイヤ)だった様です。

その4年後、1895年には車用の「空気圧タイヤ」を開発、1898年にはミシュランのキャラクター"ミシュランマン(ムッシュ・ビバンダム)"が誕生します。
ちなみに、積み重ねられたタイヤを見たエドワール(創業者:兄)の「手足をつけたら人間に見えるな、、、」という発想から生まれたんだそう。
初期のミシュランマンは今見るとミイラの様で怖くも見えてしまいますね・・


1900年代に入ってもミシュランの開発は続き、パンクしても走行可能なタイヤ「ランフラットタイヤ」を開発(現在は軍用やセキュリティカーに採用)したり、1946年には、今では普通となりつつある高品質/ハイグリップの「ラジアルタイヤ」を発表、現在に至ります。

大きな変革は無いのかも知れませんが、この後現代にかけて「より軽く、より安全に、より快適に」という技術革新や、MotoGPやF1、WRCなどのレース活動における研究などもタイヤの技術が向上するきっかけになっているんですね。

ラインナップ

ハーレー&ミシュラン が生んだ専用タイヤ

そんなミシュランのタイヤがハーレに正式採用されたのは2009年モデルから。
それも市販で出回っているタイヤではなく、両者で共同開発したというのだから驚きですよね!
ラインナップの一部をご紹介いたします!

SCORCHER:スコーチャー

「SCORCHER:スコーチャー」と名付けられたこの専用タイヤ。
ラジアルではなくバイアス(ベルテッドバイアス)なんですが、ハーレーにおいてはバイクそのものが重いので、ラジアルを採用するとサイドが柔らかくグニャっとしてしまうのに接地面(トレッド)が硬いので乗り心地も悪化してしまうんだとか。
バイアスはその点柔軟かつ高い耐荷重性、マイルドな変形性によって乗り心地の向上や高い安定性を得られるのがメリット。 しかもベルテッドの名前が示す通りトレッド面にはベルトが敷かれており、高回転時の変形が抑えられているので重量級車での高速走行などには非常に有効な選択なんです。

単に「ラジアルの方が高性能!」ではない所がタイヤの難しい所かも知れませんが、ハーレーにはハーレーの良さを引き出すタイヤが履かれている、という事なんですね。

COMMANDER:コマンダー

ミシュランが作る市販タイヤとして有名な「コマンダー」。
圧倒的な雨天走行性能とロングライフを持ったツーリングタイヤですよね。
一部ラジアルも採用しているコマンダーシリーズですが、基本的にはクルーザーの為のコンフォートなタイヤ、と言う位置づけかと思います。
ハーレーに履くならばコマンダーⅡも優秀ですが、より一般的なツアラー用だったⅡから、細分化されたⅢ、と言う位置づけ。
スコーチャーの様に各モデルに特化しているほどでは無いにしても、トレッドパターンや乗り味の良し悪しによってはコマンダーⅡ、Ⅲ、に変えてみて楽しむのも良い方向かと思います。

コマンダーシリーズの特徴

コマンダーⅡ

クルーザー用ロングライフタイヤとして広い車種をカバー。
耐摩耗性が主な特徴

コマンダーⅢ クルーザー

Vツインクルーザー向けにウェット、ハンドリング、接地性などが進化。

コマンダーⅢ ツーリング

重量級ツアラーの高荷重条件に特化。

いかがでしたでしょうか。世界にその名を轟かせるタイヤメーカー、ミシュラン。
数多くのタイヤがあれど、ハーレーが共に開発をして純正採用を行っている数少ないメーカーの一つです。
ルックス重視のビンテージタイヤもハーレーには無くてはならないタイヤですが、より安全に、より快適にハーレーライフを満喫するにはこの上ない安心感ですよね。
特に高年式の車両にはお勧めしたいタイヤです。 是非皆様の選択肢に加えて頂けたらと思います。

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