■ハーレーパーツメーカー紹介コラム【第20回】DAYTONA(デイトナ)編

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日本人による日本人のための国内最大級総合ブランド

有名な時計や雑誌……ではなく、バイクに関する全てのパーツを取り扱うといっても過言ではない巨大メーカーがデイトナ。膨大な自社製品に加え、海外ブランドも国内に展開しており、日本のライダーなら誰もが一度は目にしたことがあるハズです。
もちろんハーレー用のパーツも多数リリース。長年のノウハウと、日本人に最適な設計を活かした製品が揃っています!

<歴史>バイカーの“聖地”に感動して命名

デイトナの前身である阿部商事が設立されたのは1972年(昭和47年)4月。2輪用品の輸出入業を行う会社でした。そして1974年から「デイトナ」のブランド名を使い始めています。
その由来は、米国フロリダ州のデイトナビーチで行われる伝統的なバイクの祭典「デイトナウィーク」。創業者の阿部久夫氏が1970年、デイトナウィークを初めて訪れ、その壮大さと自由さに驚き、感動したことから、2輪事業を始め、ブランド名を名乗ることになりました。

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デイトナビーチ。現在はデイトナ・インターナショナル・スピードウェイが設立され、NASCAR、デイトナ500、デイトナ24耐などが行われます。画像:Wikipediaより引用

1975年には国内初のバイク専用キャストホイールとなる「セブンスターキャストホイール」を、1979年にはアメリカン用オリジナルパーツを販売し、認知度をアップ。バイクブーム絶頂期の1985年、商号を株式会社デイトナに変更し、本社を静岡県磐田に移転しました。
その後も拡大を続け、1993年には子会社が国内最大規模の2輪用品店「ライコランド千葉店」をオープン。1995年から大手バイクメーカーにOEMパーツを開発するほか、さらに海外にも拠点を拡大していきます。
2021年現在は織田哲司氏が3代目の代表取締役社長を務め、国内有数の総合パーツメーカーとして高い人気を維持し続けています。

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社屋の敷地内に本格的なロードコースとダートコースを設置。新茶のシーズンに行われるイベント「静岡・森町 茶ミーティング」で中に入れます。

■ハーレーパーツ以外も全製品のお取り寄せが可能!

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ラインナップはとにかく膨大で、排気量は50ccからハーレーまで、商品は小物からガレージまで扱う充実ぶりです。
デイトナ公式サイトにあるデジタルWEBカタログを見てもらえれば、そのボリュームに圧倒されるハズ。
ネオファクトリーでも多数のデイトナ製品を扱っておりますが、当社ラインナップにないデイトナ製品もWEBカタログからお取り寄せが可能です。
品番を控えて、コチラの取り寄せオーダーからご注文ください。

ハーレーパーツと一緒に、通勤用スクーターのパーツを買う、なんて便利な使い方もできます。ただし、注文後は在庫有無に関わらずキャンセル不可なのでご注意ください。

<製品紹介>日本人らしい細やかな心配りがうれしいパーツ群

ここからは代表的なハーレー関連の製品を説明していきます。
まさにカユい所に手が届くパーツ群をとくとご覧ください!


<車体&機能パーツ編>
日本人の体格にフィットするハンドルをはじめ、実用性を高めるシーシーバー+キャリア、ウインカー+ミラーなどのドレスアップ系などをラインナップ。スムーズな乗り心地を実現するリヤショックもあります。

各種ハンドルバー

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適合:1インチバー採用のほどんどのハーレー
カラー:クローム/ブラック

フォーティエイトなどのようにハンドルが遠いモデルに対し、ライダー側に若干ハンドルを寄せて上体がラクになる「コンフォート」シリーズなどがラインナップ。コンフォートシリーズは、純正のスタイルをほぼ維持したまま、高さを56mm、72mm、95mm、110mmの各サイズからチョイスでき、ハンドル幅が狭めのナローシリーズも用意します。
製品名に「110mmライズ」などと書かれ、わかりやすいのもいいですね。

なお「推奨モデル」として純正からの交換時にケーブル類の交換が不要な車種も設定されているので、出費を抑えることも可能(ハンドル交換だけなら部品&工賃が安い!)。初めてのハンドル交換にもオススメです。

※ハンドル交換の際はケーブルやハーネスの延長が必要な場合もありますので、必ず確認しましょう⇒ハンドル周りケーブル一覧

・リアショック

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適合:2004年以降のXL(※XL1200T・XL1200CX・XR1200/Xは適合外)
カラー:クローム/ブラック

11.6in(約296mm)のローダウンモデル用と13.2in(約336mm)のスタンダードモデル用をラインナップ。
スプリングは、ストローク初期にソフトで、深く沈み込むと反発が高まる不等ピッチを採用。通常の一定なリニアレートと違い、最大荷重を確保し、2人乗りにも対応します。リーズナブルな価格もうれしいですね。
5段階のイニシャル調整が可能で、調整工具も付属します。

対応車種は04年型以降のラバーマウントフレームにスプリングレートを合わせています。03モデルまでのソリッドマウント車にも装着可能ですが、若干固めの乗り味になります。

・エンジンガード

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適合:2004年以降のXL

頑丈なスチールパイプ製で、愛車にボルトオンで装着できます。
ペダルのほとんどをカバーするほど左右に張り出しており、転倒時のダメージを和らげます。また、φ25.4mm(1インチ)は、ハンドルと同径なので、アクションカメラなどハンドルにクランプする用品の装着も可能。
ガード下部に水平部分を設け、高速道路などではフォワードコントロールやハイウェイペグとしても機能するのが便利。グロスブラックは2コート塗装仕上げとなります。

・サドルバッグサポート

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適合:ダイナ、ソフテイル、XLなど多数

サドルバッグを安全&スマートに装着できるセット。リヤサスやタイヤへの干渉を防ぎ、バッグを外してもスタイリッシュなサドルバッグサポートと、バッグの取付けベルトを引っ掛けるだけで簡単に車体に装着できるサドルバッグハンガーを同梱しています。
一般的なサドルバッグサポートは長さが短く、金具下端がバッグ下部までカバーしないために、背面を変形させる恐れが。一方、本製品は一般的なサポートより約5cm長い上に、金具の長さを車種専用に適正化。大切なバッグを走行時の傷みから最大限守ってくれます。
スチール製で径はφ8mm、ハンガー許容ベルト幅は約260mm。取り付けボルトも同梱されます。

・ミラー関連

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ハーレー専用の「D-MIRROR」シリーズは、H-D純正同様の広角(曲率R1250)ミラーでワイドな後方視界を確保。ステーは極太スチールのφ12mmで、振動の多いハーレーでもブレにくい設計です。
ミラー部分はアルミ製で、真円、楕円、八角形の形状があり、背面のコントラストカットがドレスアップ効果も高めてくれます。

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同じくハーレー用の「ハイビジビリティミラー」は、よりシンプルなデザインが特徴。様々な車両にマッチします。純正同様に広角(曲率R1000)で視界は良好です。ミラー位置調整可能なロングステム形状を採用しており、ミラー部分はABS樹脂製。ステーはφ12mmスチールとなります。
形状は3タイプで、左右共用です。

・ウインカーレンズ

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適合:純正テールランプ内蔵ターンシグナル装着車専用
(XL883N/1200N/1200X/1200V・11~13:FXS・10~:FLHX・10~13:FLTRX・FXSB・/SE等)
カラー:クローム/ブラック

「DMCプロミネンスレンズセット&カバーキット」は、純正レンズから交換するだけで高級感がアップ。繊細なベゼル形状(樹脂製)によってサイドも光るため、被視認性も向上します。
付属品は、前後クリアレンズ×各2個とオレンジバルブ×2個。フロント側のレンズはφ60mmで、純正レンズ&バブルと交換。リア側のφ68mmレンズカバーは純正ウインカーレンズの上から付属の両面テープで貼り付けます。

・リンキングラック

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適合:2004年以降のXL883/XL1200

リヤキャリアとシーシーバーを融合した「リンキングラック」。積載性に加え、カッコよさまでアップします。
ロックプレート機構により着脱もカンタンで、使用しない時は取り外しておくことも可能。上記写真は、シーシーバー・ラック・マウントがセットになったフルパッケージですが、ラック単体でも購入できます。
ラックは、シングルシート用に高さを抑えたLOWと、ガンファイターやダブルシートに最適なHIGHが選べます。

<便利パーツ編>

デイトナは、快適性をアップするバイク用の便利グッズでも有名。
車種別ステーが用意され、ボルトオン装着できるのでハードルが低いのもうれしいです。

・ETC車載関連パーツ

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適合:04~13年、14年~XL

ミツバサンコーワ社製:BE700/E・MSC-BE51及び、日本無線社製JRM-21に対応

「革鎧 ETCケース」(写真左)と「ETCアンテナ汎用ステー」をラインナップ。ETCケースは牛革製で、レプリカのインディアンコンチョをワンポイントに使用したメディスンポーチ風。ハーレーによく似合い、違和感なくETC車載機を装着できます。品質の安定した国内生産品で、ステーも車種専用設計なので安心。

アンテナ汎用ステーは、アンテナに合わせたコンパクト設計。調整角度は180度と大きく、上下の接合を片持ちにしたことで、組み合わせを変えればオフセットもできます。両面テープまたはM6×15の長穴にボルトで固定します。

・メインキー連動型USBポート

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適合:ハンドル又はステーでほとんどのハーレーに装着可能。

ミツバサンコーワ社製:BE700/E・MSC-BE51及び、日本無線社製JRM-21に対応

スマホなどデジモノ全盛の今、USB電源ソケットはほぼ必需品。「メインキー連動型USBポート」は、メインキーに連動してオン/オフされるのでバッテリー上がりの心配がありません。
1ポートあたり5V2.4Aの高出力で、充電は余裕。USBソケットは、電圧変換ユニットを分離した設計のため、非常にコンパクトで、ハンドル周りはスッキリしたままです。フタを閉めれば防水仕様となり、急に雨に降られても安心です。
ソケットはシングルとダブルタイプを用意。ハンドルクランプか貼付で装着できます。

・スマートフォンホルダー

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適合:φ22~29mmまでのハンドル及びクランプに取り付け可能。

「スマートフォンホルダー WIDE」シリーズは、調整幅が広く、片手でも操作しやすい小型ウイングロック&リリースボタンを採用。カラビナホール&シリコンバンド留め具が付属し、首振りクランプでしっかり固定できます。
ホルダーは人気のミノウラ製。さらにデイトナではロングセンターパッドを採用することでスマホとの接触面を増やし、ズレにくい設計としています。
クランプが固定式のリジットと、着脱機能付きのクイックが選べます。
対応スマホは、幅55~85mm×厚み6~18mm以内、重量は300g以下となります。

・メーター関連

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適合:96年式以降の電磁式スピードメーター採用車
カラー:ポリッシュ/ブラック

「VELONA電気式スピードメーター」は、薄型ボディに球面レンズを組み合わせたコンパクト設計が魅力。ボディ直径は60mm(トリム部68mm)、胴体奥行きは29mm(最大奥行き43mm)と目立たないため、全体のフォルムを崩すことがありません。

・マルチバーホルダー

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適合:エボリューション以降のHD純正マスターシリンダークランプ部分に装着可能
※XG750系は適合外
※社外マスター及びクランプにスイッチ等が付いている車両は適合外

ファットバーに対応していないスマホホルダーは多いですが、このバーを取り付ければ装着が可能に。インチボルトが同梱し、純正マスターのクランプに固定できます。
バーのパイプ径はφ約22.2mm、長さは約100mm。装着位置がグリップに近いので操作しやすいのもメリットです。

■<まとめ>老舗の知恵が詰まった製品。品質と信頼性も抜群です

デイトナは、「メイドインジャパン」であることが大きな魅力。日本人の体格に合わせるなど、かゆい所に手が届くアイテムが豊富に揃い、もちろん品質にも高い定評があります。さすが国内有数の老舗ブランドです。ぜひ試して欲しいですね!

デイトナのパーツ一覧はロゴをクリック!

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