■はじめてのハーレーカスタム【第3回】ミラー編

第1回ウインカー、第2回ハンドルときて、
今回取り上げるのは「ミラー」です。
ハーレーに限らず、ミラーというのはバイクカスタムの第1歩。
ハーレーを買ったら、真っ先にミラーを交換するという人も多いですね。

「じゃあ、1回目で取り上げてよ!」
という声も聞こえてきそうですが、そこはご愛嬌ということで。
大人の事情があったんです(笑)。

小さいカスタムで大きい変化を!

ミラーはハンドルから飛び出すように付いている、非常に目を引くパーツです。
バイク全体のフォルムに影響を与えるため、ノーマルのハーレーでもミラーを換えるだけで予想以上に雰囲気が変わるもの。
価格的にもパーツのなかでは安いので、「できるだけ安く、手っ取り早くイメージを変えたい」という方にはおすすめです。

ハーレーのミラーは種類が多いので、カスタム初心者の方は、選ぶのに迷ってしまうことがあると思います。
「どんなミラーが合うのか分からない・・・」という方のため、まずはミラーの種類・タイプについて簡単にお勉強を。
一般的なミラーの「形」で分類してみました。

ミラーのタイプ

ラウンドタイプ(丸型)

飽きのこない定番のミラー。ハーレーの車種を選ばず、視認性もキープできます。

オーバルタイプ(楕円型)

やわらかいシルエットで、さりげない個性を演出できます。

スクエアタイプ(角形)

バイク全体の印象がシャープになるスクエアタイプ。スタイリッシュなスタイルを目指す方におすすめです。

OEMタイプ(純正型)

純正レプリカ。レストア用や実用性を重視したい方におすすめ。視認性も十分です。

ティアドロップタイプ(流線型)

流線型のラインが美しいティアドロップ型。ハイテックなカスタムにも、クラシカルな車両にもおすすめです。

カスタムタイプ

存在感を放つカスタムタイプ。アームの部分も一体化したデザインが特徴です。ミラーだけが浮いてしまわないよう、全体のバランスを考えましょう。

カスタムビギナーの方は、ラウンドタイプやオーバルタイプ、スクエアタイプのミラーで、さりげなく個性を出す方が多いですね。
ハーレー全体のテイストはもちろんですが、ハンドルやグリップとの相性を考えて選ぶのが失敗しないポイントです。

上級者の方になると、奇抜なミラーでダイナミックなイメチェンを図る方がいる一方で、
「純正回帰」の傾向もあり、特に旧車カスタムではあえて純正に近いミラーを選ぶ方も増えています。

なお、ミラーの形以外の分け方としては、「右用」「左用」の専用タイプと「共有タイプ」の3つのタイプに分類されます。
ネオファクトリーでは、「クローム」と「ブラック」の2色をメインにラインナップしておりますので、
車両の雰囲気に合わせてお選びください。
カラーが違うだけで雰囲気もガラっと!変わりますよ。

視認性を損なわないように

当たり前のことですが、後方視界を確保するのがバックミラーの役割です。
「俺はミラーなんかに頼らねえ。後方確認はいつだって目視だぜ」という男気あふれる方もいらっしゃいますが、
一般的に、運転のうまい人はしっかりとバックミラーを見て、周囲の状況を把握しているものです。

スタイルを重視しすぎると、視認性が犠牲になることがあります。
ミラーを交換するときは、十分な視界を確保できる商品を選んでくださいね。

ミラー交換事例

最近、ネオガレージで手がけたミラー交換事例をご紹介しましょう。

車種 XL883スポーツスター

Before

ブラックのスカリオンミラー。
全体が黒でまとまっていていい感じですが、「ハンドル周りをシンプルに!」というご要望でした。

若干ボリューム感があるのが気になる方もいるかもしれませんね。

スクエアタイプのミラーに交換します。

ちなみに、お選びいただいた商品は「ショートステムスクエアミラー」

After

車高が低くなったように見え、ハンドル周りがすっきりした印象になりました。

視認性も十分に確保できています。

ショートタイプなのでミラーの張り出しを抑えられます。

スタイル別おすすめミラー

オールドスクールならこのミラー!

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車種別おすすめミラー

スポーツスターファミリーならこのミラー!

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「自分で交換する!」という方へ~ワンポイントアドバイス~

「ミラー交換なんて楽勝」と思われるかもしれませんが、やり方によってはうまくいかないケースもあります。
「うまくできたように見えたけど、すぐに緩んできた・・・」というのは、よくあるパターン。
走行中にミラーがグルグル! 実はハーレーのような振動の多いバイクには多いんです!
定期的にチェックして、乗る前に増し締めなどを行うことが大切です。

また、ハンドルやシートを交換してライディングポジションが変わると、ミラーの視野も位置合わせが必要です。
必要に応じて調整してくださいね。

自分で交換・調整しようとすると、さらに緩んでしまったり、意図しない位置・向きで固定されてしまったりすることもあります。
自信のない方はプロに任せたほうが確実ですね。

「ミラー交換くらいで来るんじゃねえよ!」なんて雰囲気のお店もあるかも!?しれませんが、イメージで判断してはいけません!
みな同じ、ハーレーを愛するショップなんですから。

もちろん、ネオガレージでも承っております。
ミラー交換だけでも大歓迎! 片方だけでもウエルカム! ビギナーさんいらっしゃい!
全国のディーラー様もご紹介していますので、困ったときはお気軽にご相談ください。

取り付けに自信のない方は、ショップへご相談を!ネオファクトリーでは全国のディーラー様をご紹介しております。

ミラーの周辺パーツ

ミラークランプ

ステムタイプ(クランプの付いてないタイプ)のミラーを取り付けるのに使います。ミラーの位置を変えることもできます。

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フロントウインカー
リロケーションスタッド

ミラー交換にともない、ウインカーの移設が必要な場合に使います。

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ウインカーアダプター

ミラーの真下にウインカーを付ける純正スタイルで重宝するアダプター。ウインカーが付けられないカスタムミラーに、ウインカーを付けられるようにします。

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セーフティミラー

後方の視野を拡大させ、死角をサポートするセーフティミラー。ミラーの端に両面テープ貼り付けるタイプです。

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ミラーエクステンションクランプ

ミラーの位置を外側に出したいときに使います。

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↓こんな感じになります。

まとめ

左のハーレーをご覧ください。
気になるところが2つありませんか?

1つ目はみなさん、すぐに気付くでしょう。
ミラーがハンドルバーの下に付いていますね。
車高を低く見せたい場合や、バイクをシンプルに見せたい場合など、
スタイリングの理由で下に付ける人は多いです。
「ミラーに自分の肩が映るのが嫌だから」と、下に移動させる人もいますね。
ハーレーでも、XL1200Xなどは純正でミラーがハンドルの下に付いています。

そして、2つ目。
これに気付く人は、全国でも5人いるかいないかでしょう。
下向きに生えたバックミラーに映っているのは・・・?
なんと、当店のスタッフなんです!!!!!

はい、すみませんでした。。
「下向きでも視認性バッチリ!」ということをお伝えしたかっただけなんです。。

みなさんも、「安全第一でカッコいい」ミラーを見つけてくださいね!